『写真がいってかえってきた』
保坂和志の文章を久々に読んだ。3年くらい読んでいなかった。短い文章だったが、相当からだにひびいた。ざわざわして、泣いてしまいそう。いますぐだれかに会ってこの気持ちをきいてほしい気もするし、誰にも言わず、このざわざわを、ずっと自分ひとりで持っていたい気もする。
『写真がいってかえってきた』は佐内正史の写真集のタイトルだ。佐内さんの写真集をはじめて買った。宙に浮いたみたいな幽霊みたいなスナップ写真が大量におさめられている写真集だった。佐内さんの写真にもっとはやくに出会いたかった。
この写真集の巻末に保坂さんの短いエッセイ『シロちゃんと見た風景』が収録されていた。幽霊みたいな大量のスナップ写真を見た後に、保坂さんの文章を読むと、かなりからだにくるみたい。
もういちど読み返したいけれど、なんだかもったいなくて、ぼんやりする。ブログを書いた。
昨日、寝る前に、布団のなかで、写真集を眺めていた。眠くなったので、途中で寝た。夢の中でわたしはスナップ写真を撮っていた。写真を撮る夢をはじめてみた。

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