瀬田川沿いを散歩した

しおりちゃんと石山駅に集合して、散歩した。パンと酒を調達して、瀬田川沿いの公園でだらだらしようという計画だった。たぶん、しおりちゃんはいずれ、またどこかに引っ越してしまうと思うので、それまで、可能な限り会って遊べるといいなぁと思っている。

この日は110カメラを持参した。散歩中、しおりちゃんを撮らせてもらおうと思っていた。仲良しの友達なのに、その日の初めの1枚目は緊張してしまった。まだまだカメラを持つことに、写真を撮ることに慣れていないと思う。日頃からちゃんとシャッターを切ったほうがいいのだと思う。好きな写真家のみなさんは、毎日1枚必ず、私的な写真を撮っていると言っている。わたしは写真家になりたいわけではない。なんで写真を撮りたいの?と聞かれても、わからない。でも、写真を撮ることは楽しいし、もっとやってみたい、という気持ちはある。あれこれやってみたいことのひとつ。これはまた自分の軽い部分なのだけれど、この、わたしが大切にしたいと言っている、軽さや中途半端さとは一体何なのか、その扱い方について、自分なりにもう少し考えた方がいいと思う。まるネコ堂芸術祭ラジオの自分の収録回を聞いて、一番反省したところだった。

しおりちゃんは長年、被写体になってきたひとだ。撮る写真家によって雰囲気が変わるひとだと思う。写真家の個性もあると思うけれど、しおりちゃん自身の佇まいによるものでもあると思う。透明なのに輪郭がくっきりしているというか。うまくいえないけれど。この日は写真を撮っている時、印象的な瞬間があった。シャッターを切った瞬間、ほんの一瞬、なにかをこちらに合わせてくれた感じがした。呼吸をあわせてくれた感じ。とても自然に。しおりちゃんは無意識だったのかもしれないが、ちょっとびっくりした。綺麗に撮られようとか、どう撮られたいという欲は一切ない、撮る側の空気を繊細に感じ取り、自然でいながら、撮る・撮られる関係を単なる一方通行にしない、相手と対話する力のようなもの。撮られることの才能ってあるんやろうなぁと思った。とても的外れなことを言っているかもしれないけれど、あのときの不思議な感覚を、いまはこの程度しかことばにできない。たくさん撮らせてもらって、勉強させてもらおうと思う!

結局、パンも酒もうまく調達できなかったから、スーパーで適当に食べ物や飲み物を買って、瀬田川沿いの公園のベンチに座りながら、とりとめのない話をしながら、だらだらした。夕方になって、やっぱり1杯だけ飲んで帰ろうかという話になり、1軒お店に寄ってみたけれど、あまり入りたい雰囲気の店ではなかったので、やめた。うまいワインは次回飲みに行こうと言って解散した。


鴨を2匹見つけた。琵琶湖に向かってとんでいった。












コメント