250522 きんぎょ注意報!
そういえばわたしは子供の頃どんな絵本が好きだったんだろう。読んでいた本の表紙はいくつかなんとなく思い出せるような気もする。でも気に入っていたものがわからない。母に連絡してきいてみた。母も思い出せないらしい。わたしは親に読み聞かせられることを好まなかったようだった。比較的早めに文字を読めるようになったので、それ以来、ひとりで絵本を読むようになり、もともとひとりでいることを好む子供だったから、母もそれが楽だったので放っておいたらしい。わたしが当時どんな本を気に入って読んでいてどんな遊びをしていたか内実を知らないようだった。おいおい、と思ったけれど、母とわたしの親子の歴史をふりかえると、まあこんなもんだな、とも思った。とはいえ、文字を覚えるまでは何かしら読んでもらっていたのだと思うのだけれど、もう40年近く時間が経っているし、忘れるよね、とも思った。忘れてくれていい。
絵本のことは思い出せなかったけれど、マンガの『きんぎょ注意報!』が好きだったことだけはしっかり思い出せた。なかよしで連載されていた少女マンガだ。たぶん4〜5歳くらい、保育園に通っていたころ、はじめて買ってもらったマンガだと思う。アニメ化されており、もともとそれが好きだった。単行本の1巻だけ持っていたけれど、小学校に入学する頃には、なぜか家から消えてなくなっていた。1巻の表紙は、ピンク色でレース柄、真ん中にわぴこ(主人公の女の子)がいる。ぎょぴちゃん(空飛ぶきんぎょ)もいる。出かけるときも持ち歩いていた気がする。単行本を持って車に乗ったり、耳鼻科の待合室で読んでいた記憶がある。10年前に復刻版がでたので、1巻だけなんとなく買って持っていた。買ったきりあまり読んでいなかったので、改めて読んでみた。たぶん第3話「ぎょぴちゃん行方不明!?」が好きだった気がする。この話だけ、輪郭がくっきりしていて、わかる、という感覚になる。わたしはこの話のことをよく知っている、という気持ちになる。そして、楽しい。第3話は、タイトルどおり、水槽からぎょぴちゃんがいなくなって、みんなで大慌てする話なのだが、結局ぎょぴちゃんはポテチの袋の中から見つかるというオチ。ぎょぴちゃんはこっそりポテチを食べていた。ポテチが大好きなのだ。見つかった時のぎょぴちゃんの顔が間抜けでかわいい。このぎょぴちゃんを見たくて何回も読んだのじゃないかなと思う。
続きが読みたい。中古で探そうかな。 オリジナルの表紙がかわいいので、当時発行されたものか復刻版がほしい。
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