250705

県立図書館にはじめて行ったのは高校生のときで、それまでは学校の図書館や地域の図書館しか使ったこともないし、県立図書館の存在自体も知らなかったと思う。通っていた高校が県立図書館から近い場所にあったので、高校生のときは学校の図書館よりも県立図書館を利用していた。当時、好んで本を読んでいた記憶があまりなく、何を借りていたかは覚えていないが、よく行っていた。図書館のまわりの公園の雰囲気が好きだった。図書館に行くまでの時間が好きだった。県内で唯一、都市公園(わたしがイメージする規模の大きい都市にある公園という意味の都市公園)に近い雰囲気の公園だ。でも、都市公園のようなアクセスの良さや華やかさや賑わいはないが、それでも匿名性が保たれる自由な雰囲気なので好きだった。と、当時のわたしもそう思っていたかわからないが、いまでもあの場所の雰囲気が好きなので、当時のわたしもきっと同じように思っていた部分はあったかもしれない、そうだったらいいなと思ったりしてみる。あまり本は借りていなかったかもしれないが、画集はみていた。美術の先生からボナールのことを教えてもらって、図書館に画集を見にいった記憶があるが、それは美術室での記憶とすり替わっている可能性もあるし、確かなものではない。

休日の図書館。オープンして1時間ほどしか経っていないが、人がぞろぞろやってくる、というか、午前中だから多いのか。年齢層も性別もさまざま、大人も子どももいる。ロッカーに荷物を預けようとしたら、結構埋まりはじめていた。まずは児童書が置いてある児童室に行き、絵本を何冊か借りた。児童室に入るのははじめてだったが、以前ショッピングセンターの本屋の絵本コーナーに初めて入ったときよりは緊張しなかった。1冊だけ書庫から本を出してきてもらう必要がありカウンターで手続きをした。番号札をもってカウンターを離れたらしばらくして、子どもたちが何人か、おねがいしまーす!とそのカウンターにやってきた。自分で書庫の請求手続きをしていた。手慣れた様子で、図書館を使いこなしている!と思った。司書のひとたちはカウンターと書庫をずっと行ったり来たりしている。一般書が置いてある一般資料室よりも忙しそうだった。借りたい絵本が手に入ったので、乗りたいバスの時間をまず調べて、それまでの間、一般資料室で画集を見て過ごした。コピーを取りたいページがあったが、そう思った時にはもう時間がなくて、諦めた。

昨日の夜、この図書館でのできごとを一通り書いていたら眠くなってきて、もう少し書こうか、直そうか、公開しようか迷っているうちに考えるのが面倒になって寝てしまった。朝読み直したら、直したくなったがどう直したらいいかわからなくて、結局はじめから書き直した。全然違う文章になった。それでよかったのだと思う。


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