夜になると、虫の音が聞こえるようになった。花火の音もする。
朝起きて、図書館の開館カレンダーをみた。今日は休館日みたい。残念でした。本の返却期限に間に合わないからとりあえず返却しに行こうと出かけた。文化ゾーンは相変わらず人が少ない。なんとなく、公園内の樹の影が深くなっている気がする。図書館に着いたらすぐブックポストに一冊ずつ本を入れた。早々に目的は達成した。
滋賀県立美術館に向かって歩いてみた。コーヒーでも飲もうかな、くらいの気持ちで。美術館では、ザ・キャビンカンパニーの展覧会が開催中。文化ゾーンのあちこちに看板やのぼりが立っている。会期は9月7日までと書いてある。9月末までじゃないのか。もうすぐ終わってしまうではないか。コーヒーも飲みたいけど、展覧会を見てから帰ることにした。
3回目だった。年間パスポートを使っている。1回目は展覧会の世界に没入して楽しんだ。2回目と3回目はじっくりディテールを楽しむ見方をした。特にボンボとヤージュの絵本の原画が好きなので、よく見ておこうと時間をかけた(他の鑑賞者の迷惑にならない程度に)。立体作品も、こんなところにこんな絵が書いてある!とか、こんなところにこんな人がいる!とか、3回目が今までで1番よく見えた。展示作品の高さとか、設置方法も気にするようにした。
なんだか名残惜しくなってきた。わたしは今まで絵本にほとんど触れてこなかったけれど、自分もつくってみたいなと思った時期に、この展覧会を見ることができて(というか滋賀県立美術館に巡回してくれて)よかった。自分もなにか作ってみたくなる、もっと絵本を読んでみたくなる、そういう展覧会だった。ザ・キャビンカンパニーのことが好きになった。
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