2026年1月 − 01

実家。大晦日、1年ぶりに実家に帰るために最寄駅で降りる。京都駅からどれくらい時間がかかるのか、感覚的に忘れており、気がついたら着いていて、あやうく乗り過ごしそうになった。実家は駅から徒歩で帰るには非常に遠い場所にあるので、父親に迎えにきてもらった。ドアをあけたら、おかえり、と言われた。昔はそういうことを言うような人ではなかった。父親は定年退職してから穏やかになった。弟は今年は正月に帰らないとのことで、去年みたいに公園でキャッチボールが出来ない。ちょっと寂しい。

元旦は父親の実家に行った。山のほう。敷地内に鹿を捕獲するための檻が仕掛けてあった。檻は行政から支給されるらしい。小さな畑は柵で囲われていた。畑にほうれん草が植えられていた。小さな葉っぱが土から生えていた。時々、柵のまわりに鹿の足跡がたくさん残っているときがあるらしい。山が近い。熊はまだ村に降りてきていないらしいが、昔から山に入ると出会うことがあるので、住民の人たちは、とても気をつけて過ごしていると聞いた。

仏間の隅の方に、初めて見る写真があった。亡くなった祖父の兄の写真だった。ニューギニア方面で19歳で戦死したらしい。当時、近郊の地区だけでも200人ほど戦死しているときいて、びっくりしてしまった。祖父はとても非常識で大変な人だったけれど、兄が戦死して、とても苦労したんだと最近になってそのことをやっと想像できるようになった。

庭に防犯カメラが設置してあると聞いていたけれど、とても簡易的なものだった。何時間かおきにシャッターが切られるように設定してあるらしい。夜にあると水を飲みに動物が山から降りてくるらしく、よく写っていた。鹿も写っていた。

いつも米をタダで貰っていて申し訳ないので、今年は、田んぼの草刈りの手伝いをすることを約束した。わたしでも使える機械があるらしい(ほんとうか?)。


   







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