勉強するために喫茶店に行った。店内を見渡して目にとまったのがある4人掛けのテーブル。年配の女性1人、中年男性3人が座っている。店内は1人〜2人のお客さんが多く、打ち合わせで使用されるのもあまり見かけない店なので、そのテーブルはなんとなく目立っていた。ちらっとみたらテーブルの上に図面が広げてあって不動産か建築関係の打ち合わせをしている気配があった。ちょうどその横のテーブルが空いていたので、その席につくことにした。土地の買収かなぁと思った。建築会社は有名な某住宅メーカーで、年配の女性に土地の提案をしていた。メーカーの担当者が販売方法を詳細に説明しはじめたので買収ではなさそうで、女性が所有する土地の建物を解体して分筆または分譲し、その住宅メーカーの建築条件をつけて土地を販売しましょうという話かなぁと想像した。女性は乗り気で1週間考えさせてくださいと言って打ち合わせは終了した。建築会社の人たちは丁寧に挨拶をしてその場を去った。残ったのはその女性と男性1人。残った男性はおそらく女性の息子さんだと思われる。
このあたりの建築会社や不動産会社のひとたちが醸し出す雰囲気が分かるようになってきた。服装とか話し方とか、なんかわかる。
わたしは最近時々、喫茶店で過ごしたり電車に乗っているときに近くの席の人の会話を盗み聞きし、どういう関係のひとたちか想像し推理する遊びをやる。本人には当然確認できないし他言もしないから答え合わせはできないけど、勝手にやっている。自分の後ろに立っている人とかわたしの視界から姿が見えない人たちの場合は、どれくらいの年齢でどんな服装をしているか考えて予想しさりげなく振り返って答え合わせをしたりもする。かなり不審な行動だけどこれはマンガ制作のトレーニングなんだと言い聞かせている。
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