漫画の下書きを始めたが、すごく時間がかかる。そんなに描き込みが多くないページなのに1ページに1時間以上。私は仕上げ作業(色塗りなど)以外は基本的にアナログで進めようとしている。
漫画は工程が明確なのでクオリティの問題は別としてこつこつ取り組めるし、進んでいる実感があって嬉しい。でも作業中、これはどれくらいの塩梅で設定すればいいのだろうとわからないことに頻繁に出会う。今日は用紙に対してどれくらいの余白をとってコマをおさめるか全く考えずにネームをつくっていたことに気がついて、どうしようかなあと考えるのに時間がかかった。入稿する時に印刷会社の指定する枠におさめることは当然必要なのだが、さらにその範囲内でどれくらい余白をとってコマをおさめたらいいか考えていなかった。というかそもそも、漫画を読んでいても余白のこととか全く気にしたことがなかった。
家にある漫画を見比べながらどうしようか検討していた。商業誌に掲載される漫画は出版社の指定がありそうだけれど、自費出版や同人誌の漫画の場合は、余白のとりかたが自由な印象。今つくっているのは8ページの短い漫画でテンポのいい話ではないからゆったりめに余白をとりたいけれど、余白をとりすぎると当初考えていたよりもコマが小さくなって絵が描きづらくなってしまった。こまった。
下書きは鉛筆で描いている。鉛筆削りを使っていたけれど芯がばきばき折れてしまって使い物にならなかったので、数年振りにカッターナイフで鉛筆を削った。たぶん5年以上削っていない。手先が不器用で昔からきれいに削ることができず案の定不恰好になったが、漫画を描くことに憧れた子ども時代に思いを馳せると、こういう作業も楽しくなってくる。
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