芸術祭のふりかえりの続きです。
【これまでのふりかえり】
さいごに自分の制作物について書いてふりかえりは終わろうと思う。反省点はたくさんあるけれど、それをここに羅列してもな、と思うし、何を書こうか悩む。
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制作したものは、ZINE3種類とポストカード3種類。展示は、今回の制作期間で一番気に入った写真(偶然、展示場所を撮影したものだった)を中心に据え、壁面には、どのように形にするか決まっていない、ばらばらのイメージの断片のような、メモや写真を貼った(制作したZINEの中には、このメモや写真をもとに制作したものも含まれる)。展示の方針は、芸術祭直前に、現場合わせで毎週少しずつ調整しながら検討した。祭壇みたいになったけれど、いまの自分にできる精一杯だった。
失敗したこともある。制作期間中、制作記録を別のブログに記録していたが、とても中途半端になった。本当は、当日も制作記録や制作プロセスをみせるような展示形式にしたかったが、できなかった。プロセスは直線的なものではないから、アウトプットしようと思うと整理が必要になってくる。自分の今やっていることを整理しながら制作をする余裕がなくなってしまい、終盤は、よくわかんないけどとりあえずつくるぞというモードに切り替えてしまった。はじめはコンセプトをつくっていくことにこだわっていたけれど、最後は無視して制作した。失敗だけれど、制作記録をつけること自体は、制作によい影響を与えたと思うので、それは良かったと思う。制作ブログはもう非公開にしてしまおうかなと思ったけれど、なにか活かせることがあるかもしれないし、もう少し加筆して、置いておこうと思う。
芸術祭の期間、嬉しかったことは、展示した制作物に対して、いろんな感想をいただけたこと。自分が想定していたよりもたくさんの人に、冊子やポストカードを買っていただけたこと。自分の制作したものが手元からなくなっていくとき、なにかが成仏したような、楽になる気持ちがあって、この気持ちの正体がなんなのか、今もよくわからない。もしかすると、普段のわたしはものすごく閉じているのかもしれなくて、自分ひとりだと開くことができないから、開くために制作物を誰かに手渡したかったのかもしれない?どうなんだろう。なので、よくわからないので、引き続き、手にとってもらいやすい制作物をつくりながら、定期的に配ったり、売れるような場に行ってみたり、そういうことも考えてみたいと思う。
芸術祭に出展していたみなさんからも、いろんな感想をもらえて嬉しかった。昨年の制作物より、わたし自身の姿が見えるようになっているし、やりたいことがわかりやすくなったと言ってもらえたり、わたしの極めて雑多な側面を「雑誌的」と言ってもらえたことは、とてもありがたく、救われたような気持ちになった。興味の方向によって、キャラ変してしまう奇妙な人格も、そもそも興味自体が雑多でばらばらしていることも、楽しくていいでしょ、とそういうスタンスで生きていけばいいんだなと思えて良かった。
制作が生活を楽しくするためのものになりつつあるので、いい時間が過ごせたんだと思う。ZINEを作って形にしたかったのは、そういう楽しい生活だったのかもしれない。関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
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